Ham radio

海外持ち出し用に八重洲無線のUSBインターフェースSCU-17をKENWOOD TS-590S/SGで使えるように準備した。

SCU-17は、小型で良いのだが何せ前面パネルの2個のボリューム(つまみ部)が極めて貧相で、これ衝撃が加わると間違いなく折れます。
なので、輸送中の衝撃に耐えうる対策が必要となるし、同時に規定重量(23Kg/個)の制約にも縛られているので、できるだけ軽量で小型にまとめる必要があるわけです。

100円ショップでたまたまた見つけた小箱が、このSCU-17問題に使えるのでは?とひらめき、さっそく1個求めて来て写真のようにまとめてみました。
ケーブルにEMI対策したので、全体としては少々きつくなってしまったものの、形状/重量共に許容できる状態になりました。

昔、ペリカンケース を持っていたので、たまたま内装のクッションがまだ手元に残っていて、それを3正面の緩衝材として使いました。1cm角で10cmほどの長さがあるウレタン材を調整してはめ込んでみました。

今年もこれを持って出かけることができるかどうかわかりませんが、今こそ、時間のある時にすこしづず準備だけでもやっておこうと思っています。

misc

2020年の1月15日付けで会社員生活に終止符を打った訳だが、ちょうど新型コロナウィルスが急激な拡散を始めた時期で、ご存じの通り我々の生活様式が一変し、本来ならもっと大々的にこの高輪ゲートウェイ駅も開業が祝って貰えたはずなのに、何だか消化不良みたいになりましたね。
私の元職場も、この駅を利用出来ればとても近かったのに、一度も利用することなく、そして退職して2年近く経ってやっと訪ねる事が出来ました。

左の方に見える茶色のビルが元職場だが、歩けば多分5分くらいの距離のはず。

運河を二つ渡って、芝浦浄水場の脇を抜けてくればこの駅にたどり着けるだろうから、田町駅から通っていた事を考えれば、多分1/3くらいの時間で済むだろうと思う。
近いなぁ、特に雨の日は.....

季節の良い時は、職場から芝浦浄水場(桜が植えられて散歩コースになっている)脇を通って品川駅に歩く事もたまにあったが、この駅の場所の位置関係が良く判っていなかった。
何だぁ、結局SONY本社(写真中)とDoCoMo品川ビル(右)のために作った駅か(笑)

開放感のあるトイレも、新駅らしい作りで良い感じです。
この駅に来る事はほとんどないだろうから、今日は立ち寄って良かったと思います(知己に会わずに済んだし(笑))

Ham radio

前回書いたOmni-Rigのiniファイルについて、照会をかけた同アプリケーションの作者 VE3NEA Alexから早速返事があったので、ご教示いただいた内容で試したところ良い結果を得たので開示したいと思います。

TS-590.iniの書き換え

■TS-590.iniの保存場所

C:\Program Files (x86)\Afreet\OmniRig\Rigs

■コピーを使う

TS-590.iniをマウスで右クリックし、コピーを選び、再び右クリックし貼り付けを選ぶ。
TS-590.iniコピー、と云うファイルが出来るので、右クリックし「名前の変更」を選び人の名所に書き換えるが、私はTS-590_DIGI.iniとした。

■ファイルの書き換え

メモ帳などで今リネームしたTS-590_DIGI.iniを開き、下記の部分を修正する。

【変更前】

[pmDIG_U]
Command=(MD9;)
ReplyLength=0

【変更後】

[pmDIG_U]
Command=(MD2;DA1;)
ReplyLength=0

変更が終わったら、間違いがないか確認し上書き保存します。
保存後、念のためパソコンを再起動をお勧めします。
VE3NEAは即時反映を言っていますが、私は他のアプリケーションとの関係か、そのままでは反映しませんでした。

起動確認

Omni-Rigを起動して、今設定したTS-590_DIGI.iniをプルダウンメニューから選び直します。
選んだら「OK」を押します。

次にWSJT-Xを起動して、「F2」を押してセッティング画面からRadioのタブを選び、MODEを「USB」から「Data/Pkt」に変更します。
この時はまだ設定は反映されませんが、正しく設定が反映される状態であれば、この後「OK」ボタンでセッティング画面を閉じた瞬間にTS-590SGの画面がUSB-DATAに変わる筈です。

万一、変更が反映されない場合は、再度、TS-590_DATA.iniの修正箇所が正しく保存されているか(セミコン(;)は忘れていませんか?)確認し、Omni-Rig自体もRigでTS-590_DATAが選ばれ、WSKT-Xのセッティングも正しい事を確認して下さい。
その上で、全てのアプリケーションをシャットダウンし、パソコンの再起動などもお試し下さい。


Ham radio

シャックの断捨離も一段落して、少しリグとパソコンの関係を整理し始めている。
今、シャックはKENWOODのリグが中心になっているので、SSBの環境を整える事に気がついて、まずそこから手を付けようと思い、ふとリグ内蔵のイコライザーを設定変更するって事は、USBモードで使っているFT系の運用にも影響が出るよな?と....

TS-590SGとWSJT-X

最初のとっかかりは、現在の設定、つまりFT系の運用をUSBモードに設定しているのを、USB-DATAモードに変更しようとした事なんです。
FT系としては何ら不自由なく運用していましたが、このままでSSBの運用でのイコライザの設定変更が出来ないので、リグに備わっているデーターモードを使って(TS-590SGはモード毎にDSPの設定変更が出来る)の運用にしようと云う試み。

簡単にWSJT-XのModeをData/Pktのラジオボタンをポチッとして「OK」押した途端、リグのモードがFSRになっちゃった(笑)
CATもPTTもOK(そりゃそうだよね)
ただ、モードがFSRで、送信してもキャリアが出るだけ。
仕方なく、今は元通りこんな設定。

Omni-Rig側はこれなのですが、実はこの設定ではダメなんです。
いやいや、ダメって云うか、ダメなんだけど直すところないですよね?
もっと基本的なところ、つまりリグ毎に持っているiniファイルの中身なんだろうなぁ、と推測した次第です。

Omni-Rigって、マルチベンダー対応のために、リグ毎にiniファイルを持っていて、その中の記載変更で細かい対応が可能だと思う。

で、さっきOmni-Rigの作者のVE3NEA Alexにメールを打って何かアドバイスが欲しいと頼みました。
Alexには、「多分、iniファイルの修正で対応可能だと思うのだけど、本来なら、Omni-RigのプルダウンメニューにTS-590SとTS-590SGが欲しいところだな」って書きました(笑)
余談だけど、20年位前、私がCQ誌に連載を持っている頃、Alexの「DXatlas」ってソフトウェアを紹介した事があって、掲載許可やら執筆中の質問などでやり取りがあって、今回が初めてではない気安さで頼んだ次第。

もちろん最初は、何か自分自身のミスやTS-590SGのメニューの未設定ではないかと(自分が一番信用出来ないので)、KENWOODサービスにメールを出して照会したところ、当たり前の答えしか返ってこなかった(笑)ので、仕方なくいろいろ調べてみた結果、このiniファイルの中身ではないか?と云うところにたどり着いた訳です。

とりあえずAlexの返事待ちで、保留と云う事で。
何かアドバイスが来たら本稿を更新します。

食い道楽

久しぶりに立花屋の冷やかけそばです。

立花屋 

寒い時期は殆どが、何とかのひとつ覚えでけんちんうどんなんですけど、暑くなると冷たいそば、それも冷えたツユをかけたものが私のお気に入り

Ham radio

DXバケーションに持って行くデルタループを製作しているので、それに合わせて高耐圧のバランを作って見ました。
写真の左側が本番用のバランで、右側はテスト用に作ったものです。

1KW用のケースは電工電材用のケースなどで有名な、未来工業社製のPVKと云うプールボックスを使用し、コアはeBayで買った物でFair-rite社のFT240-43を2段重ねにして、その上に1mmのテフロン電線で1:4トランスになるように巻いてあります。
この写真は完成前ですが、最終的にはホットボンドで筐体に固定し、内部でガタつかないような処置をしてあります。

小形の黒いケースのバランも、同じく1:4になるように調整した平衡用のバランです。
製作にあたっては、手持ちのFT82-43を活用して作りました。
作り方は大進無線のキットマニュアルを参考させてもらいましたが、大変優秀な成績でした。

まずFT82-43にテフロン線(0.9mm)をW1JR巻で12回巻きます。
同じ物を2個作り、それを接着剤で固定します。

大進無線の説明書を参考に2個を配線したものがこれ

最終的にケースに収めて完成

それぞれの成績ですが、バランとMFJのアナライザを接続し、負荷としては約200ohmの抵抗をかませて測定致しました。